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手足のひび割れ、かさかさとは?

気になる皮膚疾患と症状

今日の先生は、皮膚の表面に細かい亀裂ができて、ガサガサした状態になり、チクチクするような軽い痛みがある患者さんを診ているよ。
どうやら、ひび割れのようで、手や足など、露出している部分に出来やすく、空気が冷たく乾燥している冬場に多く見られるんだって。先生は保湿クリームを塗って治療しているね。
そして皮膚の乾燥(保湿)に注意するように促しているよ。

手足のひび割れ、かさかさとはこんな症状

健康な皮膚は、角質の表面を覆っている皮脂が、角質の乾燥を防いでくれているけど、冬の空気が乾燥した季節にはこの皮脂も不足しがちになって、 特にほこりっぽい汚れが付くと、その傾向は強まるんだ。 角質の乾燥を防いでくれる皮脂が不足すると、角質の水分が失われ乾燥してしまうため 、皮膚に潤いがなくなり、ひびやあかぎれが出来てしまうんだね。
また、かかとや手のひび割れについて「水虫」の可能性もあると先生は下記のように言ってるよ。

おおやま先生からのアドバイス

水虫は角化型はかかとの部位の皮膚が角質化し表面がザラザラして皮が剥けます。冬にはひび割れすることもあります。皮が硬く厚くなり、ガザガザしてひび割れます。角化型はジクジクしていないので水虫ともわからず見逃してしまいがちです。
長年このような症状をしている人は皮膚科で白癬菌がいないか調べることも大切ですので、 いずれにしても皮膚の表面に細かい亀裂が出来て、ガザガザした状態がある場合には一度受診してみて下さい。