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しもやけ(凍瘡)

気になる皮膚疾患と症状

今日の先生は、手足の指に、アーモンド大のやや紫色がかった赤い斑ができ、腫れとかゆみ、痛み、熱っぽさをともなっている患者さんを診ているね。
温まるとかゆみや痛みを強く感じるらしく、診察の結果、冬期に外で作業することが多かったことから「しもやけ」と判断したよ。

しもやけ(凍瘡)とはこんな症状

しもやけは低温時の血行障害で起きる症状で、気温がおよそ5℃前後、昼と夜の温度差が10℃くらい、さらに湿度の高い時に起きやすいんだって。
ひどい場合は、水膨れや潰瘍になることもあるらしいんだ。
耳の裏、耳たぶ、鼻の先、まれにお尻や太ももに出来る場合もあるんだって。

おおやま先生からのアドバイス

先生は、血行を良くする内服薬や塗り薬を処方した後に、赤外線、温浴、マッサージなども効果的だとアドバイスしているね。
なりやすい場所の保温を心がけ、同様に湿らないように拭き取ったり、マッサージをすることで予防につながるよ。

それでも低温時にアーモンド大のやや紫色がかった赤い斑ができ、腫れとかゆみ、痛み、熱っぽさを伴ったら・・・
一度おおやま先生に診てもらおう。