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水ぼうそう

気になる皮膚疾患と症状

今日の先生は首にシコリのある患者さんを診ているね。痛みは感じていないようだけれど、先生は粉瘤(ふんりゅう)と診ているようだね。

水ぼうそうとはこんな症状

水ぼうそう(水痘“すいとう”)は、1~5才までに多く、成人はあまりかかることはありません。6月頃から小流行することがあります。通常は、高熱が出て全身に発疹が多発します。
発疹の特徴は、水疱と赤い斑・ブツブツが顔などを含めて多彩に、全身に出ることが通常です。
予防接種をしていても発症することはありますが、この場合、症状は比較的軽症で済むことが多くなります。
“水痘ウイルス”に感染すると、ほとんどの子供は水ぼうそうを発症します。感染から発症までの期間は2~3週間です。“発疹が現れる1~2日前”から“すべての発疹がかさぶたになる”まで感染力があるので注意しましょう。

おおやま先生からのアドバイス

抗ウイルス剤が効果的です。また、外用薬は“カチリ”と呼ばれる半液体の軟膏で治療し、発疹を覆って拡大を防ぎます。感染力が非常に強いため、人との接触を極力控えることが大切です。