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アトピー性皮膚炎

気になる皮膚疾患と症状

今日の先生は、かゆみがある発疹がある患者さんのヒアリングをしているよ。
その際、先生は3つのポイントに注意しているね。

アトピー性皮膚炎とはこんな症状

湿疹による強いかゆみがあります。このかゆみにより皮膚をかきこわしてしまうと、皮膚の状態が悪化し、さらにかゆみが増すという悪循環に陥りやすくなります。
こうした湿疹のできる部位は、年齢によって変化します。
発疹とかゆみの現れる部位が重要!

おおやま先生からのアドバイス

湿疹が慢性化しているかが判断材料と説明しているよ。
「発疹とかゆみの現れる部位」では、乳幼児は主に顔や頭、ひどくなると胸や背中・手足にも広がることがあるんだって。
また、子ども(小・中学生)は首の周りや、ひじの内側やひざの裏側など、関節の内側にできることが多いんだ。
大人は顔や首・胸や背中など、手で掻きやすい部位に症状の重い湿疹が多いらしいよ。
「湿疹が慢性化しているか」では、湿疹が慢性化し、症状がよくなったり悪くなったりを繰り返す期間が、乳児では2か月以上、子どもや大人では6カ月以上が目安になっているんだって。
原因やメカニズムは正確には解明されていないけど、体質的なものと環境的なものがあると説明しているよ。
アレルゲンとしては、食べ物、ダニ、ハウスダストが挙げられ、そこのストレスが加わるとひどくなりやすいんだって。
先生は、スキンケア・アレルギー反応の抑制・炎症の抑制の3つを考えて、お薬を考えているね。
そして日常生活で気をつけることをアドバイスしているよ。

アレルゲンが特定できている場合は、できるだけアレルゲンに近づかないことです。
まめに掃除をしたり、空気の入れ替えをおこなう。
布団を干す。清潔にする。ストレスを避ける。十分な睡眠が大切です。